目次
【認知症高齢者数と推計値】(認知症の理解)
日本のどこかの介護学園
学園長の日本のどこかのケアマネジャー
通称:ぼっち先生wです。
今夜のメニューは、
【認知症高齢者数と推計値】
(認知症の理解)
となっております。
確認問題にチャレンジしてにゃん♪
【認知症高齢者数と推計値】
(認知症の理解)
https://youtu.be/tI_NjICubJ8
全問正解できるまでチャレンジしてみてください!
↓↓↓
認知症高齢者数と推計値
認知症高齢者数と推計値
確認問題
↓↓↓
まずは過去問確認 ~過去問を整理~
それでは早速、過去問(第32回:令和元年度)を見ていきましょう。
問題:2012 年(平成 24 年)の認知症高齢者数と 2025 年(平成 37 年)の認知症高齢者数に関する推計値(「平成 29 年版高齢社会白書」(内閣府))の組合せとして,適切なものを 1 つ選びなさい。
1 162 万人 ―― 約 400 万人
2 262 万人 ―― 約 500 万人
3 362 万人 ―― 約 600 万人
4 462 万人 ―― 約 700 万人
5 562 万人 ―― 約 800 万人
(注) 平成 37 年とは令和 7 年のことである。
問題文がなんだかややこしいんで整理をします。
問題文をもう一度読みますね。
問題:
2012 年(平成 24 年)の認知症高齢者数と 2025 年(平成 37 年)の認知症高齢者数に関する推計値(「平成 29 年版高齢社会白書」(内閣府))の組合せとして,適切なものを 1 つ選びなさい。
「組み合わせを選べ」ってことですが、
何と何の組み合わせなのか?確認をします。
2012年(平成24年)の認知症の高齢者の数と、
2025年(平成37年:令和7年)の認知症の高齢者の数に関する推計値
の組み合わせを選べってことです。
過去問確認 ~ヒント~
問題:2012 年(平成 24 年)の認知症高齢者数と 2025 年(平成 37 年)の認知症高齢者数に関する推計値(「平成 29 年版高齢社会白書」(内閣府))の組合せとして,適切なものを 1 つ選びなさい。
1 162 万人 ―― 約 400 万人
2 262 万人 ―― 約 500 万人
3 362 万人 ―― 約 600 万人
4 462 万人 ―― 約 700 万人
5 562 万人 ―― 約 800 万人
(注) 平成 37 年とは令和 7 年のことである。
「組み合わせ」といっても、
選択肢は全部違う数字なので、
2012年(平成24年)の認知症の高齢者の数か、
2025年(平成37年:令和7年)の認知症の高齢者の数に関する推計値
のどちらかがわかれば正解できます。
過去問確認 ~なにが問われてる?~
問題:2012 年(平成 24 年)の認知症高齢者数と 2025 年(平成 37 年)の認知症高齢者数に関する推計値(「平成 29 年版高齢社会白書」(内閣府))の組合せとして,適切なものを 1 つ選びなさい。
1 162 万人 ―― 約 400 万人
2 262 万人 ―― 約 500 万人
3 362 万人 ―― 約 600 万人
4 462 万人 ―― 約 700 万人
5 562 万人 ―― 約 800 万人
(注) 平成 37 年とは令和 7 年のことである。
選択肢を見ればわかると思いますがどちらも数字ですね。
2012年(平成24年)の認知症の高齢者の数
というのはわかりやすいですが、
2025年(平成37年:令和7年)の認知症の高齢者の数に関する推計値
はちょっとわかりにくい方もいるかもしれません。
過去問確認 ~推計値とは?~
問題:2012 年(平成 24 年)の認知症高齢者数と 2025 年(平成 37 年)の認知症高齢者数に関する推計値(「平成 29 年版高齢社会白書」(内閣府))の組合せとして,適切なものを 1 つ選びなさい。
1 162 万人 ―― 約 400 万人
2 262 万人 ―― 約 500 万人
3 362 万人 ―― 約 600 万人
4 462 万人 ―― 約 700 万人
5 562 万人 ―― 約 800 万人
(注) 平成 37 年とは令和 7 年のことである。
ちょっとわかりにくいと思っている方も、
「推計値(すいけいち)」の意味を理解することで、すっきりすると思います。
「推計(すいけい)」とは「すでにわかっている他のことを基準にして、検討をつけて判断すること」です。
今回の場合、
「推計値」とは「今わかっている数字から、今後の数の大きさの検討をつけて判断をした数の大きさ」となります。
かなりざっくり言ってしまえば、
今回の問題文の「推計値」は「今後の数」です。
2012年(平成24年)は過去ですが、
2025年(平成37年:令和7年)は未来ですよね。
認知症高齢者の数は、
2021年は何万人いて、2025年には何万人になるのか答えろ
ってことです。
2025年に何万人になるのかは、問題文に記載がある
「平成 29 年版高齢社会白書」(内閣府)で確認ができます。
というか、そこでの推定値で答えろってことですね。
答えは
4 462 万人 ―― 約 700 万人
となります。
2012年(平成24年)の認知症高齢者数は462万人ですが、
2025年(令和7年)の認知症高齢者数は約700万人になると予想されているってことです。
「平成 29 年版高齢社会白書」(内閣府)で確認
「平成 29 年版高齢社会白書」(内閣府)
を見てみるとこのようになっています。
厚生労働省のHP
「平成 29 年版高齢社会白書」(内閣府)第1章 高齢化の状況(第2節3)
(https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html)
2012年(平成24年)の認知症高齢者数は462万人で、
2025年(平成37年:令和7年)には、約700万人になるだろう
ということですね。
2012年(平成24年)の認知症高齢者数は462万人と記載されていますね。
そして
2025年(平成37年:令和7年)なのですが、
認知症の有病率が一定の場合675、上昇する場合730と記載されています。
675万人~730万人予想といったところです。
その間が約700万人ですね。
そもそもなんで
2012年(平成24年)と2025(平成37年:令和7年)のときの数字で出題されんだよと思いますよね。
思いませんかね?私だけですかね?
2012年(平成24年)は介護保険法改正で「地域包括ケア」に係る規定の創設などがありました。
それでその「地域包括ケア」というのは、
2025年(令和7年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもと、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進していく。
とされているんですよね。
なんで2025年を目途にしてんのよということですが、
団塊の世代が75歳以上となる2025年を目途に、要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築を実現していく。
ということになっています。
「平成29年版高齢社会白書」の先ほどの図の上にはこのような記載もありました。
65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計についてみると、
平成24(2012)年は認知症高齢者数が462万人と、
65歳以上の高齢者の約7人に1人であったが、
平成37年(2025)年には約5人に1人になるとの推計もある。
とのことです。
やはりここでも
2012年(平成24年)と
2025年(平成37年:令和7年)が比較されています。
認知症高齢者数は、
2012年(平成24年)は、
高齢者の7人に1人いた。
2025年(令和 7年)には、
高齢者の5人に1人になる推計がある。
ということです。
認知症高齢者数 ~まとめ~
まとめます。
○2012年(平成24年)の認知症高齢者数は462万人。
○(「平成29年版高齢社会白書」において、)
2025年(平成37年/令和7年)の認知症高齢者数は
約700万人と推計されています。
○2012年の認知症高齢者数の割合は、
高齢者の約7人に1人。
○(「平成29年版高齢社会白書」において、)
2025年の認知症高齢者数の割合は、
高齢者の約5人に1人。
確認問題
それでは確認問題入ります。
繰り返しやって覚えちゃいましょう。
○2012年(平成24年)の認知症高齢者数は何万人でしょう?
462万人です。
2012年(平成24年)は介護保険法改正で「地域包括ケア」に係る規定の創設などがありました。
その頃の認知症高齢者数は462万人です。
○「平成29年版高齢社会白書」において、2025年(平成37年/令和7年)の認知症高齢者数は約何万人と推計されているでしょうか?
700万人です。
2025年は団塊の世代が75歳以上になると言われています。
その頃には認知症高齢者数は700万人になるだろうということです。
○2012年の認知症高齢者数の割合は、高齢者何人に1人だったでしょうか?
高齢者の約7人に1人です。
しつこいようですが、2012年(平成24年)は介護保険法改正で「地域包括ケア」に係る規定の創設などがありました。
その頃の認知症高齢者数の割合は、高齢者の約7人に1人です。
○「平成29年版高齢社会白書」において、2025年の認知症高齢者数の割合は、高齢者の何人に1人と推計されているでしょうか?
高齢者の約5人に1人です。
しつこいようですが、2025年は団塊の世代が75歳以上になると言われています。
その頃には認知症高齢者数の割合は、高齢者の5人に1人と推計されています。
今回もあなたの特別な時間を頂き
一緒に学べて最高でした。
ありがとうございます。
また一緒に勉強できるのを楽しみにしております。