目次
「働き方改革」の考え方(社会の理解)
日本のどこかの介護学園学園長の
日本のどこかの介護福祉士
通称:ぼっち先生wです。
今夜のメニューは、
「働き方改革」の考え方(社会の理解)
となっております。
確認問題にチャレンジしてにゃん♪
【「働き方改革」の考え方】
(社会の理解)
https://youtu.be/DwXjnqAUORw
ぜひ全問正解できるまでチャレンジしてみてください!
↓↓↓
「働き方改革」の考え方
「働き方改革」の考え方
に関する問題(全5問)
問題
あなたの答え
正解の答え
あなたの答え
↓↓↓
働き方改革~導入は雑談でw~
今回は、第32回(令和元年度)過去問の「社会の理解」という科目から
【「働き方改革」の考え方】について学んでいきましょう。
今回は「働き方改革」の雑談から入っていきます。
今時は働き方改革についての問題も介護福祉士試験に出るんですね。
試験内容も時代に合わせて変容、進化しているんだなって思いました。
おもしろいですよね。
働き方改革って「ありがたいなぁ~」「平和に向かっているなぁ~」と私は思います。
自分が社会に出たばかりの頃は、
「2倍給料欲しければ、10倍働け~。」
とかいう計算が乱暴な上司とかいました。
自分はその頃から、「むしろ半分の労力で10倍の成果を出すことは考えないのかな?」と不思議に思っていました。
ちなみに労働は、週35時間程度がもっとも安定したパフォーマンスが発揮できるという研究結果もあるようです。基本的に働きすぎには、「仕事のパフォーマンス低下。早死。うつ病。心疾患。」など、デメリットが多いようです。
ただ、個人的な意見としては、働き方改革といっても、働きたい人は、周りに迷惑や強制をさせないようになら好きなだけ働けばいいと思います。
私も、会社員としては、労働基準法に則って、平和に働きたいと思っておりますが、副業も合わせると、睡眠時間以外はある意味ほとんど働いている感じです。
雑談が横道に逸れてきたので、過去問を見ていきましょう。
「働き方改革」の過去問確認
問題:
「働き方改革」の考え方に関する記述として、適切なものを1つ選びなさい。
1 長時間労働は日本社会の特質で、時間外労働の限度の設定は困難である。
2 有給休暇の取得よりも、働くことが優先される。
3 働く人々のニーズに応じた、多様な働き方を選択できる社会の実現を図る。○
4 正規雇用労働者と非正規雇用労働者の待遇の格差が存在することは、当然である。
5 「働き方改革」は、中小企業は対象ではない。
(注)ここでいう「働き方改革」とは、「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」に基づく諸政策の実施のことである。
問題は以上のようになっています。
結論から言うと、
3 働く人々のニーズに応じた、多様な働き方を選択できる社会の実現を図る。○
が正解です。
わかりましたでしょうか?
比較的、難しくはない問題だと思います。
働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律
ポイント
過去問を確認すると、問題は「働き方改革」の考え方についてとのことですが、
(注)にあるように「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」に基づく諸政策からの出題となります。
「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」
については厚生労働省のHPに記載がありますが、かなり膨大な量になっています。
しかし問題の正解を導き出すためには、
この動画で、いくつかのポイントをおさえればバッチリです。
まず「働き方改革」を、
ざっくり一言で言うと、「日本のみんなが活躍する社会の実現に向けて多様な働き方を選択できる社会を実現するための措置を講じます。」といったところです。
もっとざっくり言ってしまえば「日本のみんなが活躍できるように、自分に合ったいろんな働き方ができるような社会にします。」といった感じになると思います。
厚生労働省のHPには「働き方改革全体の推進」として
2つのポイントが記載されていました。
一緒に見ていきましょう。
ポイントⅠ 労働時間法制の見直し
まずポイントⅠを引用します。
ポイントⅠ 労働時間法制の見直し
働き過ぎを防ぐことで、働く方々の健康を守り、多様な「ワーク・ライフ・バランス」を実現できるようにします。
引用以上です。
これの目的は長時間労働をなくし、年次有給休暇を取得しやすくすること等によって、個々の事情にあった多様なワーク・ライフ・バランスの実現を目指すことなどがあります。
ポイントⅡ 雇用形態に関わらない公正な待遇の確保
次にポイントⅡを引用します。
ポイントⅡ 雇用形態に関わらない公正な待遇の確保
同一企業内における正社員と非正規社員の間にある不合理な待遇の差をなくし、どのような雇用形態を選択しても「納得」できるようにします。
引用以上です。
どうでしょう?わかりましたでしょうか?
今見てきた「働き方改革」の説明の中に、問題を解くためのポイントが全部ありました。
まだわからなくても、なんとなく「働き方改革」についてイメージしてもらえてれば大丈夫です。
働き方改革
~一問一答方式にして確認~
ここから問題文を再確認します。
今度は一問一答方式にして一問ずつ見ていきます。
すぐに答えを提示して解説を入れていきます。
「働き方改革」の考え方について○✖で答えて下さい。
1 長時間労働は日本社会の特質で、時間外労働の限度の設定は困難である。
「働き方改革」では、働き過ぎを防ぐことで、働く方々の健康を守り、多様な「ワーク・ライフ・バランス」を実現できるようにします。
長時間労働をなくし、個々の事情にあった多様なワーク・ライフ・バランスの実現を目指すことが「働き方改革」の目的です。
2019年4月1日(中小企業は2020年4月1日)から時間外労働の上限規制が導入されています。
時間外労働の上限については、基本的に、原則月45時間、年360時間を限度に設定する必要があります。
「働き方改革」の考え方について○✖で答えて下さい。
2 有給休暇の取得よりも、働くことが優先される。
「働き方改革」の「労働時間法制の見直し」の目的には、
長時間労働をなくし、年次有給休暇を取得しやすくすること等によって、個々の事情にあった多様なワーク・ライフ・バランスの実現を目指すことなどがあります。
「働き方改革」の考え方について○✖で答えて下さい。
3 働く人々のニーズに応じた、多様な働き方を選択できる社会の実現を図る。○
「働き方改革」は、働く人々のニーズに応じた、多様な働き方を選択できる社会の実現を図ります。
「働き方改革」の考え方について○✖で答えて下さい。
4 正規雇用労働者と非正規雇用労働者の待遇の格差が存在することは、当然である。
「働き方改革」の「雇用形態に関わらない公正な待遇の確保」では、
同一企業内における正社員と非正規社員の間にある不合理な待遇の差をなくし、どのような雇用形態を選択しても「納得」できるようにします。
とされています。
「働き方改革」の考え方について○✖で答えて下さい。
5 「働き方改革」は、中小企業は対象ではない。
「働き方改革」は、働く人々のニーズに応じた、多様な働き方を選択できる社会の実現を図ります。
中小企業も含みます。
今回もあなたの特別な時間を頂き
一緒に学べて最高でした。
ありがとうございます。
あなたの合格とキラキラした楽しく幸せな毎日を応援しております。
最高の時間はまだまだこれからです。
また次のコンテンツでお逢いしましょう。